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Update:
2018/03/25

ドラマ『ザ・クラウン』のプロデューサー、主役2人のギャラ格差を謝罪

改善に向けて、ジェンダー平等を支援するUK版「Time’s Up」や「ERA 50:50」との話し合いを進めているそう。

Netflix

1代目エリザベス女王を熱演した女優クレア・フォイが、夫のフィリップ王配役を演じていたマット・スミスよりもギャラが少なかったことが明らかとなったNetflixのオリジナルドラマ『ザ・クラウン』。その報道を受け、同番組のプロデューサーたちが謝罪声明を発表したそう。

エンタメサイト『E!ニュース』が入手した声明にはこのように書かれていました。

「素晴らしい役者であり、我々の友人でもあるクレア・フォイとマット・スミスに対し、マスコミの狂乱報道に巻き込んでしまったことを深くお詫びいたします」

「クレアもマットも、他のキャスト同様、才能に溢れる役者だと思っています。思いやりと誠実性を持って、ドラマに登場する人物たちに命を吹き込んでくれました」

「英制作会社レフト・バンク・ピクチャーズでは、『ザ・クラウン』のプロデューサーとして、制作費や出演者のギャラなどの予算を管理しています。出演料は公表していないため、誰がどのくらいのギャラをもらっているのか、キャスト陣は一切知らされていませんでした。ギャラ格差問題が生じたのは我々の責任であり、出演者たちのせいではありません」

「この問題をめぐり、さまざまな議論が繰り広がられていることを理解し、そのことに感謝しています。そしてギャラ格差の解消、ジェンダーの平等、エンタメ業界における女優や女性スタッフの待遇改善を実現させるためにも、一致団結して立ち向かうつもりです」

「ギャラ格差問題の解消に向けて、我々も活動を強化する必要があります。制作会社として、まずはジェンダー平等を支援するUK版『Time’s Up』や『ERA 50:50』との話し合いを進めたいと思っています」

 

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Getty Images

「ERA 50:50」とは、イギリスのテレビ&映画業界で活躍する女優たちの地位向上を目指す新たなキャンペーンで、エマ・トンプソンやドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のレナ・ヘディ、『ザ・クラウン』シーズン3で2代目エリザベス女王に抜擢されたオリヴィア・コールマンも賛同を表明しています。

同キャンペーンを立ち上げたポリー・ケンプさんは、「2018年2月28日、英国アカデミー賞(BAFTA)で開催されたキャンペーンのローンチイベント『A New ERA - It's Time』にレフト・バンク・ピクチャーズが出席してくれたことをとても嬉しく思っています」「イベントには約200人の業界関係者たちが参加し、ステージやスクリーンにおけるジェンダー格差問題に取り組むERA 50:50の活動を支持する姿勢を表してくれました」とコメント。

 

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Getty Images

米『バラエティ』誌によると、同番組のプロデューサーであるスザンヌ・マッキーさんは、エルサレムで開催されたカンファレンスに出席し、主役2人にギャラの格差があったことを認めました。彼女曰く、マットにはBBCドラマ『ドクター・フー』で主演を務めたという実績があったため、このような賃金格差が生じてしまったのだとか。

その後ネット署名サイト『Care 2』では、マットとNetflixのCEOリード・ヘイスティングス氏に、差額分の出演料を「Time’s Up」基金に寄付するよう呼びかける署名運動がスタート。現在、約3万9000人以上が賛同しているもよう。マットからの正式なコメントは発表されていないけれど、大きなプレッシャーを感じているはず。一連の騒動に対し、どう反応するのか注目。

Courtesy of Netflix Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Harper’s BAZAAR UK
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