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キャサリン妃♡Royal Diary

by にしぐち瑞穂
キャサリン妃(キャサリン・エリザベス "ケイト" ミドルトン=Catherine Elizabeth "Kate" Middleton)の最新情報をお届けします。公務速報はもちろん、ファッションや裏ネタなど、キャサリン妃をはじめとする英国ロイヤルファミリーのすべてが盛りだくさん。

ハリー王子とメーガン妃

Photo:Getty Images

祝・ハリー王子&メーガン妃 ウェディング【ファッション編】

メーガン・マークルさんがついに、公爵夫人に!
19日、ロイヤルウェディングの当日発表された、結婚に際し女王からハリー王子に与えられたお名前は、サセックス公爵。
兼ねてから噂されていた通りでしたが、これにより、メーガンさんもサセックス公爵夫人となられました。
ここからもわかるとおり、プリンセスとなられたわけではありませんが、日本の呼び名としては「メーガン妃」ということになりますね。

というわけで、まだ違和感がありありですが(キャサリン妃の時も同様でした)、先週末行われたロイヤルウェディングのハイライト、スタート!
あまりに情報が多すぎて一体どこから、状態ですが、興味深いカテゴリーにわけてお伝えしようと思っています。

まずはやはりファッションでしょう! やはりメーガン妃はメーガン妃流を貫いた…!
もうご存じの方も多いと思いますが、話題のウェディングドレスは、英国人クレア・ワイト・ケラーのデザイン。
これはさすがに意外すぎました。ウェディング ドレスをみると納得こそするものの、まさか、ジバンシーのアーティスティックディレクターを選ぶとは誰が予測できたのでしょう。
米国でも英国でもなくフランスのクチュールメゾン。そしてジバンシィでのこのトップポジションに、クレアさんは昨年女性として初めて就任し、今年の初めにコレクションを行ったばかり。
一体どうやって製作できたのか、普通に不思議、です。
当然のごとく、今回も完成までは超極秘に進められ、クレアさんいわく、だんなさま、子供たちにも一切明かさず、知っていたのはほんの5人だけ、だったそうな。その甲斐あって、まったくバレることなく当日へ、あっぱれ。

ロンドンはロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業、その後のキャリアはそうそうたるもの。カルバン・クラインから始まり、シニアデザイナーとしてグッチに勤務。最も最近では英国のプリングル オブ スコットランドやクロエでクリエイティブ・ディレクターとしての経験を持ち、「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」の受賞という実績もあり。

メーガン妃は、今年の初めにクレアさんに会い、時代を超えたエレガント、美しく、完璧とも言えるテーラリング技術、なのにどこか寛いだニュアンスも漂う、クレアさんの世界観に惹かれ、決定されたのだそうです。
それに加え、このデザイナーを選んだ理由として、この機会に英国を率いる才能ある成功者に対しスポットライトを当てたいというお気持ちもおありだったのだそうです。まさに、一夜で世界中に名を知らしめました。
そして、やはりメーガン妃ご自身も、デザインに参加されたようです。

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何と言っても、このウェディングドレスのポイントはボートネック。
一箇所どこかにセクシーな要素を入れてこられるであろうと思っていましたが、それがこのデコルテと言えるでしょう。
すでに思い浮かんでいた方も多いと思いますが、メーガン妃は、これまでにも公務で一度、似たボートネックのトップスをお召しになっていたことがありましたね。
とてもお似合いの一方、露出の大きさが議論の対象になったりも。
でも思い起こせばキャサリン妃のウェディングドレスの胸元もVに深く開いていましたし、今回も式の直前に女王が最終チェックをされています。そこから考察するに、一箇所の露出は王室的にも許容範囲といえるでしょう。

七分の袖やウエストにかけては、ぴったりとボディにそい、そこからトレーンまでは、三重になったオーガンザのアンダースカートも手伝って、流れるような美しいシルエットを描いています。

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素材も、クレアさんがヨーロッパ中で探したと言われるこだわりのもの。通常ウェディングドレスに使われるものよりもハリ感があり、マットなものというのも、新しいですね。
そしてもうひとつ、これまでと違うのは色。女王、ダイアナ元妃にキャサリン妃と、アイボリーが中心でしたが、メーガン 妃は白。英国らしさは薄れど、モダンでフレッシュな印象は強く感じました。

今のトレンドにもマッチした、ミニマルかつスタイリッシュなデザインは、一見真似のできそうで実はできない、クチュールブランドだからこそ!の「シンプル エレガンスの極み」のようなデザイン。
そして、実は引き締まったボディラインも必須です(笑)。
個人的には、歴代最もスタイリッシュなウェディングドレス!!と大感動。「ロイヤルらしさ」という点では、低くなりますが、何せ時代とともに常に順応し、進化をし続けする英王室。結婚式の異例づくしと同様、ドレスにおいても新しさを印象づけたと言えるでしょう。

ドレスの裾は短めにし、かわりにヴェールが5mというバランスも、とても新鮮に感じました。
 

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そのヴェールには 英国のみならず、コモンウェルス(英連邦)53か国の植物相が刺繍されているのだとか。先日ハリー王子が、英連邦のユースアンバサダーに任命されたことから、今後おふたりで連邦のための公務に励まれるという、強い意志のあらわれにも感じます。
 

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そして、メーガン妃の希望でもう2つ加えられたのは、ロンドンでの公邸ノッティンガムコテージの前に咲く、ロウバイと、メーガン妃の出身、カリフォルニアの州花カリフォルニアポピーも刺繍されているのだそうです。
キャサリン妃のドレスの刺繍と同様、こちらも職人たちは、30分に一度手を洗う習慣の下、作業が行われたそうです。
今回メーガン妃が、メイドオブオナーを立てないという決心をされたことからも、ドレスではなくシルクチュールのヴェールならば、子供たちでも持てると判断され、デザインに取り入れられたのでしょう。

靴も、ドレスに合わせて、クレアさんによってデザイン。
シルクのダッチェス サテンで作られたポインテッドだそう。この素材は、キャサリン妃にも使われ、英国の伝統ファブリックですね。

最後はお待ちかねのティアラ!

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ここで堂々と予想をしただけに悔しい思いがありますが(笑)、ちらっとかすっていたところというのが、生粋のティアラではなかったということ。
やはりおおぶりではなく、パールでもなくオールダイアモンド、そしてフェミニンなモチーフでもなかったですね。
幸せのおまじない「サムシング・フォー」の一つ、「サムシング・ボロウド(幸せな結婚をしている人から何かを借りる)」として、やはりメーガン妃はエリザベス 女王から王室所有のジュエリーをお借りになりました。

一見ティアラにしか見えないこれらの元の正体は、「クイーン・メアリーズ・ダイアモンド・バンドー・ティアラ」と呼ばれる、ブローチとバンドーが組み合わされたもの。
中央で存在感を示している、ひとつの大きなダイヤモンドとそれを囲む9つのダイヤ。これは、1893年に作られ、当時王女だったメアリー王妃への結婚祝いとして贈られたブローチ!のちに、このブローチを設置ができるようにと、メアリー王妃のために1932年に作られたのがバンドー。
額にもつけることも可能な、いわばヘッドジュエリーのようなものです。
 

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お顔も小さいメーガン妃には、この大きさ、そしてアールヌーヴォーの雰囲気が漂う、このバンドー・ティアラがとてもよくお似合いです!
ウェディングドレスとコーディネートされた上で、というのは当然のことですね。
スタッズ型のイヤリングはカルティエで、こちらも小さめですがお顔周りのサイズ感とバランスはバッチリ。

メーガン妃のウェディングスタイルの影には、カナダで知り合った親友でスタイリスト、そしてウェディングコンサルタントでもある、ジェシカ・マルロニーさんのアドバイスがあると言われています。そんなファッション編を、何様状態で総括させていただくと、完璧!ですね。
メーガン妃のこれまでのスタイルを維持しつつ、ノーブルにロイヤルらしさを取り入れ、加えてモダンに、クールにまとめられた影のメーガン妃チーム。
ぶれることなく、自身を貫くメーガン妃の姿勢は、ウェディング ファッションにもやはりあらわれていました。
やはりすごい、この方。

Text:MIZUHO NISHIGUCHI

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"英国王室ウォッチャー"  にしぐち瑞穂
TVアナウンサーや雑誌等、スタイリストとして長年活躍。イギリスに恋に落ち、勢いでロンドン留学。帰国後始めたブログがきっかけで、気づけば英国王室・キャサリンSTYLEウォッチャーとしてまっしぐら。著書『』が好評発売中。
(キャサリン妃&英国情報UP中☆)